grabssに興味を持っていただけた方は
ぜひカジュアル面談へ応募ください

カジュアル面談
grabss 琴宮ぴりか

エンジニアのキャリアを続けながらアイドルに挑戦!夢を実現した私のモットー

昨年、grabssと電脳プロモーション社の共同企画として実施した「アイドル二刀流プログラム」でアイドルプログラムの新メンバーオーディションに合格し、長年の夢だったアイドル活動をスタートした琴宮ぴりか。同時にエンジニアとしてgrabssに入社し、自社サービス「TIGET」の開発を担当している。

今回は、grabssがバリューに掲げる「Go Crazy(みんなで夢中になろう)」を体現しているメンバーを取り上げるべく、アイドルとエンジニアの「二刀流」に日々奮闘している琴宮に話を聞いた。

参考:grabss、IT人材の不足解消へアイドルとエンジニア「二刀流」の働き方に挑む

「エンジニアとしてのキャリアを続けながらアイドルに挑戦が出来るならやるしかない」アイドルの夢とエンジニアへのこだわり

──これまでの経歴を簡単に教えてください。

琴宮ぴりか(以下、琴宮):地元北海道の情報系の学校を卒業後に上京し、前職では組込みや画像処理、車載ソフトのエンジニアとして働いていました。昨年の秋からgrabssに入社し、現在はWebエンジニアとして主に「TIGET」の開発を担当しています。

──元々プログラミングが好きだったのですか。

琴宮:モノづくり全般が好きで、元々は化学の道を目指していました。学校で色々な分野の基礎を学んだ時に、「情報系は意外と楽しいかもしれない」と気付いたんです。プログラミング言語はもっと特殊なものだと想像していたのですが、きちんと理解してコードを書けば自分の思い描いたものが作れるのだな、と。

──現在はアイドルとエンジニアの「二刀流」に挑戦中です。今振り返るとオーディションに挑戦した当時はどんな心境だったのでしょうか。

琴宮:学生の頃も「アイドルをやってみたい」とぼんやりと思っていましたが、活動できる場所に通えるかが分からず、学業も忙しかったので両立は難しいと諦めていました。 就職してからも土日で出来るのであればやってみたいけど、仕事を辞めてからにしてくださいと言われたり、平日の日中にライブがいっぱい入っていたり。仕事をしながらアイドル活動をするのは無理なのかな、と諦めていました。

そんな中で、「こんな企画があるけどピッタリじゃない?」と親から教えてもらったのがアイドルプログラムの新メンバー募集企画でした。そもそもエンジニアの職歴を止めるという選択肢が私の心の中にはなくて、勉強してきた数年間や社会人として働いた経験を大事にしたかった。エンジニアとしてのキャリアを続けながらアイドルに挑戦が出来るならやるしかない、という気持ちで応募しました。

grabss 琴宮ぴりか

「サービスに対してどんどん愛情が増すんです」
受託開発と自社サービス開発の違いとは

──見事オーディションに合格し、エンジニアとしてもgrabssに入社することになったわけですがその決断の決め手を教えてください。

琴宮:そうですね。 前職では上司や同僚がいない場所に一人で常駐していたということもあり、成長する環境かどうかというと難しい面もありました。このままの環境でエンジニアとして成長していけるのかな、スキルを身につけることが出来るのかな、と。

grabssは若いメンバーが多くて、「ここで成長するぞ」という意志を持って自走している方が多い会社だとカジュアル面談や面接で感じました。私もそういう空気の中で仕事をしたら、アイドルとの両立をしながらエンジニアとしても成長する心を忘れずにできるだろうと思ったことが決め手です。

Web系の開発がメインなので私の経歴としては畑違いですが、今はメキメキと成長を実感しています。

――環境は大切ですよね。入社から約半年が経過しましたが、受託と自社サービスの違いは感じますか?

琴宮:かなり感じています。自分の意見や工夫を活かせる裁量が全く違います。こうだったらもっと面白くなるのにな、こういう機能があったらいいのにな、と思っても受託では自分が意見できる立場ではなかったですし、作業に徹するしかない環境でした。

今はサービスに工夫できる箇所があったらすぐに関係するメンバーと「サービス改善」の話し合いができる。そうすると作っているサービスに対してどんどん愛情が増すんです。加えて、grabssは組織の規模も大きくないので一人ひとりが受け持つ範囲が広く、必要とされる知識も広い。そして知識があればあるほど受け持てる仕事も比例して大きくなることも魅力的です。

grabss 琴宮ぴりか

―― 任せてもらえるからこそ頑張ろうというモチベーションにも繋がりますよね。裁量が違う中で、受託開発の経験が活かされていることはありますか。

琴宮:受託の時は良くも悪くも助けてもらいにくい環境だったので、自分で何とかするしかありません。その粘り強さが活かされている部分はあると思います。それがいい方向に繋がるかどうかはケースバイケースなので、粘り強さは長所でもありつつ、人に頼れないという課題にもなっています。

技術的な面では受託の組込みはLinuxを使っていることが多かったので、MacのUNIXベースで開発する今の環境にも馴染みがあったというか、そこまで違和感を抱くことなく作業が出来ています。

―― 逆に苦労していることはありますか。

琴宮:苦労していることは、「作業者」の立場から「TIGETエンジニア」という立場に変わったことです。成長するための動きを一人ひとりのメンバーが意識しているチームなので、求められている動き方であったり、仕事の進め方であったり、技術的なアプローチも全く違います。教えてもらうことが技術的なことだけではないということもすごく新鮮です。「成長するためにこういうことにチャレンジしていこう!」という話をしてくれる先輩がいる環境が良いなと思っていて、grabssの素敵なところだと思っています。ただの作業ではなく、目的意識を持って取り組むことを常に忘れちゃいけないなと思っています。

grabss 琴宮ぴりか

仕事を通して成長すること自体に意義を感じられる環境

―― grabssやTIGETのここが好きというポイントを教えてください。

琴宮:皆さんの空気が好きです。「成長しよう」という雰囲気を全員が持っています。仕事だけど仕事だからやっているみたいな感じではなく、仕事を通して成長すること自体に意義を感じられる環境、そこがすごく良いところだと思っています。

あとはサービスを沢山のユーザーに利用していただいていることもやる気に繋がっています。私はこのサービスでここを担っている、私が作ったものをこういう人達が使ってくれている、ということが感じられる環境なので仕事自体が楽しくてやりがいを感じています。

grabss 琴宮ぴりか

―― 琴宮さんはアイドルとしてTIGETの利用者でもありますが、利用者目線のTIGETはいかがですか。

琴宮:凄く使いやすいサービスだと思います。特にTIGETのUI/UXは本当に使いやすいし、完成されたUI/UXだと感じます。私たちのグループのチケットも常に1イベント以上はTIGETで販売しています。

参考:idol_programのイベント情報(TIGET アーティストページ)

「人生に無駄なことは一つもない」
夢を実現した私のモットー

―― 琴宮さんのモットーを教えてください。

琴宮:「人生に無駄なことは一つもない」というのが私のポリシーです。特にアイドルになってからはそれを強く感じています。今まで習い事とか部活とか色んなことをやってきました。それで失敗したことや失ったものも結構あります。部活にのめり込みすぎて勉強がおろそかになったとか。

でも、今になってその経験の一つ一つが色々なところで活きている。自分自身ではちょっとしんどいなと思っていたことも、後々その時の経験を良いと思ってくれる人がいますし、その経験自体に価値があったと思えることが最近増えています。だから、色々やってみるものだな、と。

―― 特にアイドルは歌やダンスは勿論のこと、人前に出て自分を表現し、グループのメンバーと協力することも必要なので、これまでの人生の全てが凝縮されるのかもしれません。

琴宮:そうですね。どういう人間なのかが表れると思います。ステージ上で歌って踊るだけだから人間性は見ている方には伝わらないと思いがちですが、ファンの方や一緒に活動しているメンバーやスタッフの方々には人間性がもろに伝わるものだと思います。だからこそ、今までの私の人格形成に無駄なことはなくて、色々なことの全てが役立っていると思います。

―― 最後に琴宮さんの目標を教えてください。

琴宮:Webエンジニアとしてまだまだ初心者ですが、初心者なりにできることを着実に積み上げていきたいと思っています。勉強時間や作業時間が限られていますし、プライベートの時間も皆無なので積み上げるべき技術の研鑽がなかなか進みませんが、出来る限りのインプット・アウトプットを意識して取り組みたいと思っています。

アイドルとしては、もうでかくなるしかないです。
応援してくださるファンの方々はもちろんのこと、私は周りに支えてくれている人が本当に多いと思います。だって会社の同僚に、「アイドルをやっているので応援してください!」と言える環境なんてなかなかないじゃないですか。二つとない環境でやらせてもらえているので、支えてくださっている皆さんの期待に応えることが目標です。

琴宮ぴりか