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カジュアル面談

制度も大事だけど、空気も大事。人生の転機で感じたgrabssの「空気」

grabssメンバーに入社したきっかけや働き方をインタビューする「grabss interview」。4回目となる今回は、結婚や出産など人生の大きな転機をgrabssで経験したメンバーがgrabssの働きやすさを語った。

【参加者メンバー】
後宮由佳:ビジネスソリューション事業部所属。フルリモート勤務で受託案件を担当。
澤田みなみ:TIGET事業部所属。TIGETのカスタマーサポートを担当。
上松美月:デザイン事業部所属。自社サービスや受託案件のデザインを担当。
坂口真奈美:ビジネスソリューション事業部所属。現在は産休育休を取得中。
松川雄輔(インタビュアー):取締役CTOとしてgrabssの開発をリードする傍ら、エンジニアの教育や採用にも注力。

フルリモートで快適な勤務を実現

──grabssに入社した経緯を教えてください。

後宮由佳(以下、後宮):私は電車通勤に悩みを抱えていて、在宅勤務を希望して転職活動をしていたところ、下平さん(社長)が私の事情を理解してくれたので入社することになりました。在宅勤務のおかげで通勤のストレスが無くなり、本当に快適に仕事が出来るようになりました。当時のgrabssは社員2、3名のスタートアップ企業だったので、たまにフラッとオフィスに出社してみんなとランチをすることが楽しみでした。
入社から数年が経過した頃に妊娠。妊娠中も色々トラブルが多かったのですが、在宅勤務のおかげですぐに病院へ行くことも出来ました。お客様へも下平さんがその都度説明をしてくれて。
おかげさまで無事に出産まで至り、産休育休を取得して、生後7か月で子供を保育園に預けることが出来たので復帰しました。

澤田みなみ(以下、澤田):私は元々演劇やアイドルなどイベントごとが好きで、以前は舞台衣装をやっていました。エンタメに関わりたいという気持ちを持っていた中で、TIGET(※1)を展開しているgrabssに出会いました。

※1:ライブイベント掲載数No.1 TIGET チゲット:https://tiget.net/

後宮:昔はTIGETのカスタマーサポートを持ち回りでやっていたのですが、毎回問い合わせ内容を理解するだけでも一苦労。

松川雄輔(以下、松川):それまでのgrabssはTIGETもBIZMEE(※2)も受託案件も全員が全てに関わるスタイルでしたが、受託もTIGETも段々拡大していたので、「このやり方はもう無理!」という段階でTIGETのCSとして澤田さんに入社してもらいました。

※2:URLを入れるだけ!無料で使えるWeb会議サービス BIZMEEビズミー:https://bizmee.net/

澤田:私はCS経験者で入社したので、それまではみんなでやっていたと聞いて「おぉ…!!」って。CSは謎かけみたいで、まず何が分からないのかが分からない、みたいな。

後宮:そうそう!本当にみんなで四苦八苦していたので、私には澤田さんが天使でした。

子供がいても気兼ねなく働ける環境がすごく嬉しかった

澤田:子供が1歳の頃に入社したのですが、小さい子供がいると急に休んでしまうことが多くて。以前の会社でも結構休んでしまっていて、周りは「いいよ」とは言ってくれるのですが、“なんだか凄く申し訳ないな”という気持ちが生まれてしまい・・・。

後宮:わかる!朝起きて(子供に)熱があると、ちょっとショックですよね。

澤田:常に熱との戦いみたいな感じですが、grabssは本当に皆さん優しくて。自分の都合で休める部分も勿論ありますし、後宮さんもリモートで働かれていますし、子供がいても気兼ねなく働ける環境がすごく嬉しかったです。
コロナ渦に突入した時も、私はいち早くリモート勤務が出来たので凄く助かりました。

後宮:私も最初の緊急事態宣言中は3か月間子供の保育園を休ませたので毎日が怒涛の日々でした。昼間に子供と遊んで、子供が昼寝をしたら仕事をして、夜中に残っている仕事をして・・・。どうやってあの生活を乗り切ったのか記憶がありません。
その時は会社のメンバーもお客さんも「みんな同じだから無理しないで」と優しくしてくださったので何とか乗り切れました。

上松美月(以下、上松):私は前職もデザイナーだったのですが、部署を廃止することが決まり急遽転職サイト「Green」に登録したところgrabssにオファーをいただきました。
2020年の春先だったのですが、最終的には数社から内定をいただき、条件や仕事内容もそうですし、一番楽しく仕事が出来そうだったのでgrabssに決めました。

坂口真奈美(以下、坂口):私も元々エンタメが好きで、前職でもプレイガイドのようなチケット会社に勤務をしていました。今まで色々な職場で就業させて頂きましたが、その中でもgrabssは群を抜く雰囲気の良さが感じられて”こういう企業で働けたらいいな”って。

女性が働きやすい環境は、男性も働きやすい

松川:皆さん、雰囲気を気に入って入社してくださったのが伝わって凄く嬉しいです。具体的に「いいな」と感じるところはありますか?

後宮:結婚して出産すると感じるのですが、grabssの男性陣は女性に対しての理解度が高い!
私の場合は、妊婦の時にトラブルが起きた時に皆さん子育ての先輩だから「分かるよ、大変だよね。それなら無理しなくていいよ」と言ってくれました。これはgrabssが人生の転換期を迎える人たちが働きやすい理由だと思います。

松川:女性側もそうかもしれないけど実は男性側はもっとなんです。男性社員が「子供が風邪を引いたから帰ります」と言えば、「うん?旦那でしょ?何で?」となりがち。だから、男性側も同じ理由で働きやすい環境だと思います。
勤怠連絡もプライベートのことが休む理由でも後ろめたさを持たなくていい。例えば、年末年始に「休みを長く取ります」と自然に言える雰囲気を積極的に作りたいですよね。

後宮:ある程度の幅や自由を持たせるからこそ、仕事の調整もきちんと出来るし、考えられる人が多いのだと思います。
Slackに「お土産置いておきました!どうぞ!」と流れるのを見ていると、リモートで会社にはいないけど、単純に“旅行いいなぁ”って思います。私のチームでも普段頑張っているメンバーには「長い休みにくっつけてゆっくり帰省していいよ」と思うし、サポートし合える環境が今は本当にうまく回っていると思います。

当たり前のように有給休暇が取得出来る

上松:休みたいと伝えた時に「どうして?」と言われてしまったり、逆に「無理してでもこの日は出社して欲しい」と言われてしまったりするケースをよく耳にします。
grabssの場合は、何かあった時も特別何もない時も当たり前のように有給休暇が取れます。これは当たり前のことなのですが、ほとんどの会社はその当たり前が行われていないように感じます。それは凄く良い環境だと思います。

松川:どんな仕事にも大変な時期はあるので、無理を強いることも絶対出てきます。だからこそ、普段の正常な時には自由にしたいです。

ジム通い、通院、急な保護者会、生産性・・・スーパーフレックス制度のメリットとは

後宮:スーパーフレックスもありがたくないですか?

上松:私はメチャメチャ使っています!
朝8時に仕事を始めて、17時に終わるルーティーンにしていて、18時からジムに通っています。それが出来るってなかなかないです。
フレックスでもコアタイムがあると、いざという時に結局柔軟に動けないというか・・・。

後宮:昔はコアタイムがあったけど、「意味ないよね。みんなに任せようよ」と。

澤田:上の子が小学校に入学して生活がだいぶ変わったのですが、保護者会が急に入った時にスーパーフレックスは間に抜けることも出来るので、本当に助かります。

後宮:通院する場合も診察が終わったら戻って仕事の続きをしたいのに半休にしないといけないとか。時間に融通を利かせて、自分のスタイルに合わせていけるのは大きいですよね。

松川:生産性の点でもエンジニアはどう考えても頭が動いていなくて全くアルゴリズムが思い浮かばない日がある。でも、定時退社が決まっていると残りの時間は絶対に生産性が出ないことを分かりつつ働かないといけない。「もう、帰ればいいじゃん!」って。

後宮:早く終わる時と忙しい時の使い分けも出来るし、スーパーフレックス制度は凄く魅力的だと思っています。子供の有無に関係なく、誰にとっても優しい、使い勝手が良い制度だと思います。

ライフイベントは会社全体が祝福モードに!

松川:皆さんはgrabss入社後に大きなライフイベントを迎えていますが、メンバーの反応はどうでした?

上松:まず児玉さん(デザイン事業部長)に結婚の報告をして、それから皆さんに伝えたらとても喜んでくれました。会社全体が祝福ムードでした!

松川:むしろどこまで騒いでいいのか、というほどでした(笑)。

安心して産休育休の取得が出来ました

後宮:坂口さんは産休育休を取得するのが私に続いて二人目でしたよね?

坂口:はい、しかも有給を消化して一週間ほど早く産前休暇に入ることが出来ました。
私の場合は、入社して間もないタイミングで妊娠が分かったので、実はちょっと申し訳ない気持ちになってしまいました。伊藤さん(管理本部長)に相談したところ快く受け入れていただいたので、安心して産休育休を取得することが出来ました。
私も皆さんに凄く祝福していただいたので、そのことに対しても感謝しかありません。

後宮:復帰した時に坂口さんがまた絶対頑張ってくれる人だという確信があるからですよね。

松川:会社としては「(産休育休後に)復帰したい」と言ってくれたことが凄く嬉しかったです。

後宮:私もこれから小学生1年生の壁が控えているけど、澤田さんみたいに小学生を育てながら働いているメンバーもいるので、身近に気軽に聞ける人がいることが助かります。

澤田:聞きやすさの大事さは本当に感じているので、何でも聞いてください!

後宮:何でもフレンドリーに聞けるし、Slackが導入されているので色々な雑談も出来ます。坂口さんも中先輩と大先輩がいるので安心してください。管理部の皆さんも本当に相談しやすいですから。

他の事業部との関わりは?

松川:業務では皆さん違う事業部に所属していますが、仕事上の関わりはありますか?

後宮:他の部署との関わりとしては松川さんとご一緒することが一番多いです。私が担当している業務のツールをお取引先からシステムソリューション部が受託して開発しています。
私の「こうやってくれたら使いやすいなぁ」という要望に対して「いいですよ!」と反映してくれて、今回も本当に使いやすいツールを作っていただきました。デモンストレーションでもすごく分かりやすく説明してくださいました。

澤田:私はTIGETのお客様対応なので、他の事業部と関わることは少ないです。
ただ、開発・デザイン・マーケティング・営業など全方位に把握していないといけないので、実はすべてのSlackを見ています。
利用者様からの声で届いたデザインのご要望に対して、デザイン事業部がすぐに反映しているところを見て、「メッチャカッコイイ!素敵になっている!」と勝手にテンションが上がったり。フェスなどのLP(ランディングページ)も沢山作っていただいて短期間なのに毎回クオリティが高いので、ただただ感心しながら拝見しています。
他にも開発の方もお手伝いしたりしているので、CSだけではなく色々な角度から会社やサービスに携わることが出来ています。

上松:私の仕事は色々な方と関わってなんぼみたいな感じです。
最近はTIGETを中心に担当していて、LPもイベントの種類ごとに求められるデザインが変わるので勉強になります。
昨年9月の「TIGETFES with Zeal」のLPを制作した時はリアルタイムに内容が変更されたので、Makee事業部(※3)の皆さんと連携して対応しました。

※3: Makee事業部(正式名称:メイクエンタテインメント事業部)は、「TIGET」を絡めたライブやイベントの提案から企画・制作までワンストップで担当している部署。

ライブへ行った時に主催者の方にお会いしたら、LPについてメチャメチャ喜んでくれていました。アイドルの方も「毎日見ています!」と言ってくれました。デザインの場合は、どうしても開発に回して終わりみたいな感じになりがちなので、現場の声はなかなか届きません。それを直接伝えてくれたことが本当に嬉しかったです。デザインをただ作るのではなく、相手の要望を聞き取る力をもっとつけたいですし、そのためのコミュニケーションスキルをさらに磨きたい。色々なことを汲み取りながらデザインをしていく過程が今は本当に楽しいです。

坂口:私もgrabssの場合は何でも挑戦しやすい環境があるのは入社当時から感じましたし、つねに「やりたいことを言ってくれたら積極的に取り入れるから」と言ってもらえます。
デザインにも興味があるので、自分なりに勉強したり情報を仕入れたりして何か業務に繋がればいいなと思っています。

仕事とプライベートの両立!さらなる働きやすさへ

松川:最後に今後のキャリアについて考えていることを教えてください。

後宮:私は仕事とプライベートの両立です。
これから小一の壁が控えていますし、子供の習い事も段々増えてきているので、スーパーフレックス制度などを上手に活用しながら、両立していきたいと思っています。

澤田:私は実際、小一の壁に直面していますけど、リモート勤務を使ったり時間をずらしたり出来る環境なので思ったより大丈夫だと感じています。
キャリアについては、少しだけ開発に挑戦させていただいている立場なので、実力をつけていきたいと思います。あと、ちょっと孤立した部署なので、もっと皆さんと関われるような仕事をしたいと思っています。

上松:何でも挑戦させてもらえますし、スキルアップするための環境が沢山用意されているので、自分が将来的にドンドン成長していく姿が容易に想像できます。
プライベートでも、先輩ママさんがいるので妊娠や出産をした時にも働きやすい環境のイメージが持てますし、今のうちからそのイメージを持って勤められることがいいなと思っています。

坂口:出産後はおそらく日常が変わると思いますし、職場復帰した際も色々と相談させていただくこともあるかと思いますが、この会社だったら言いやすい環境があると思います。
相談しながら意見を取り入れてもらい、今後同じような境遇になる方になにかしら繋がるような働きやすい環境にしていきたいと思っています。
業務では担当している案件は勿論のこと、他の業務にも携わることが出来るようにスキルを磨いていきたいと考えています。

松川:仕事でもプライベートでも皆さんが言いたいことを言える会社にしたい。そのために必要なのは制度だけではなく、事例であり会社全体が作り出す生の空気だと思います。
これからもその空気を皆さんと一緒に作っていきたいと思っています。